スパイスの紹介

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マスタードシード

マスタードシード

マスタードシードはアブラナ科の一年草の種子です。
いずれも粒のままでは無味無臭ですが、つぶすなどしてから水分と合わせると特有の辛みと香りを発します。当店では種の状態で使用しています。
マスタードシードを加えることによってより香りとコクが出ます。

キャラレー

キャラレー

クミンと外観が似ているため、フランスでは「牧場のクミン」と呼ばれており、ヨーロッパではザワークラウト(キャベツの塩漬け)やソーセージなどに使われています。

高貴なスパイスとしてエジプトやアフリカなどでも使われており、とても香りが強いスパイスです。

コリアンダー

コリアンダー

コリアンダーは圧倒的にさわやかで胸がすっとするようないい香りがします。
歴史のあるスパイスで、紀元前1550年の医学書やサンスクリットの書物にも登場します。コリアンダーシードは「種」の部分だが、植物学上は「果実」と解釈されています。

よく流通しているモロッコ産をブラウンコリアンダー、香りに甘味のあるインド産をグリーンコリアンダーと呼んで区別することもあります。

クミンシード

クミンシード

ガラムマサラ、カレーパウダー、チリパウダーなどのミックススパイスには欠かせないスパイスです。アフリカのクスクス、アメリカのチリコンカン、中東のマトン料理、モンゴルから中国内陸部まで幅広く活躍しています。

セリ科のスパイスに特有のツンとしてさわやかで、かつ適度にクセのある香りがします。

カルダモン

カルダモン

サフラン、バニラに次いで高価なスパイスで、「スパイスの女王」と呼ばれています。ちなみに「スパイスの王」はペッパーです。

高貴と言われるように、品のいいさわやかな香りがします。

クローブ

クローブ

花が咲く前の赤く色づいたつぼみ部分を収穫する珍しい部位のスパイスです。古薬中国ではクローブを口に含んで口臭を消したと言われ、現在のインドではクローブをかむと歯の痛みに効くとされています。
ウスターソースの主成分でもあります。

シナモン

シナモン

シナモントーストやシナモンココア、「八つ橋」に代表される和菓子の原料になったりと甘味を引き立てる役割が強いです。
スティック状のものは、木の一番外側の上質な樹皮を丸めて作られています。

セイロンシナモンと呼ばれるスリランカ産のシナモンは、香り高く、それ自体が甘味を持っていて最上級とされています。

ローレル

ローレル

ギリシャでは名誉の象徴と言われる月桂冠がこの葉で作られています。
ポトフやブイヨンなどの煮込みに欠かせないスパイスで、ブーケガルニの材料としても使われています。

生葉の状態は苦味や渋味があるが、乾燥させるといい香り成分が強まります。

フェンネル

フェンネル

ヨーロッパでは「フィッシュハーブ」と呼ばれるほど魚料理との相性がよく、特に魚の臭みや消しや魚の脂分のしつこさを適度に抑える役割があります。

植物学者の研究により、視力回復の効果が見込まれるとされています。

カレーリーフ

カレーリーフ

南インドやスリランカのほか、ヒラヤマ山脈にも原生します。生薬と乾燥とでは香りに雲泥の差があります。インドでは自家栽培する人も多いですが、日本では冬を越しにくいやめ、生のカレーリーフは貴重な存在です。

「カレーの葉」という名前の通り、葉をビリッとちぎると単体でカレーを思わせる香りがします。